ピティナコンペティション長野2 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

予選2日目の今日は、3名の生徒さんがコンペティションに挑戦^ ^

A1級・予選優秀賞(小2)、
A2級・検定優秀賞(年長さん・良い点数を頂きました)、
プレ初級連弾(小2・年長)で、予選優秀賞を頂きました!

一人、惜しくも予選通過出来なかった生徒さんがいらっしゃいましたが…悔しくて大泣きしたそうです。

心配で心配で…メールしましたが、時間が少し経って。
「今は、受かったお友達を応援したい気持ち」という言葉が出てきたとのお母様からのご報告。

涙が出てきました。
頑張っていたよね、悔しいよね。
でも色々あるけど、大丈夫、大丈夫。力は付いているはずと。
そうは言っても、本人はやはり悲しい、悔しい。

その中で、大人でもこういった言葉が言えるかというと、難しいです。
偉いな、凄いな、まだ小さいのに。。と心から思いました。大人より大人です。

ピアノを通じて、一番はこういった気持ちを育てたいと。いつも思っています。
巡り巡って、応援した気持ちは、いつか自分に返ってくるものです。

これは、一番身近な親御さんの価値観があってこそ、子供さんから出てきた言葉だと思います。

この生徒さんからも、最高の誉め言葉^ ^

「純子先生のお教室でよかった。もっと教えてほしい」
と、言ってくれたそうです。

この上なく嬉しい、本当にありがたい言葉です。

連弾は通過したので、また、本選に向けて「音」に向き合って、楽しく素敵な音楽を創ってほしいです。

長野の秋のピティナ・ステップも、発表会も頑張るそうです。

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もう一人の小2の生徒さん、講評で「丁寧なご指導と、とてもよく練習された演奏でした」と、言葉を頂けたそうです。
ありがたい言葉です。

今回も迷いましたが…決して、派手な演奏はさせていません。
それよりも、音楽の言葉として、地味でも正しく音楽的に。

出来れば、小学校5・6年になった時に。古典のプログラムを、表現豊かに自分の言葉で弾き切れる力をつけて欲しいと。
数年先を大切に、教えています。

今回は結果が出ましたが、これは本人の努力も勿論ですが、、
神様が与えてくれたチャンスです。
生徒さん自身が周りのご家族に感謝し、その気持ちを忘れずに、もっと良い演奏を目指してほしいなと思います。

こちらの生徒さんも、9月の発表会曲、その一週間後の10月ステップ曲と、多くの曲を同時進行しています^ ^

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今回、ご協力いただいた親御さんに心から感謝しております。

思うに、機会を機会として捉えた「今」、伸びるのです。
思った時が、伸びる時期。「来年」では、もしかしたら難しい場合も、あります。

親御さんもお忙しい中で、時間をやりくりして、子供さんのピアノに向かって下さいました。

仕事をしていて大変なことも多いですが、私自身、何にも代え難い経験を積ませて頂いていると感じます。