成長とは

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情報処理能力、速く正確に。覚えた知識を階層立てて頭の中に整理し、そこから「問題に対する答え」を的確に引き出す力。勉強の分野では、最終的に(高校、大学受験で)求められている力です。

そういったことが訓練で出来るようになること。分野は違いますが、ピアノでしたら知識やテクニックを十分に付けて、良い演奏ができるようになること。それは大切なのですが、「知識(技術)を沢山努力して積み上げても、場合によっては上手くいかないこともあるのかも」と(自分の経験も踏まえて)感じていて、漠然とはしていますが。。答えを探していました。

最近たまたま、図書館で手に取ったシュタイナー教育の本。学生の時からオルタナティブ教育に興味があり、よく読んでいたのですが、その時は難解すぎて、大切なことには気付かず。。今回は読んでいて「あー、そういうことか」と膝を叩く様な^ ^箇所を沢山見つけることが出来ました。

その「答え」の一つが「感情の成長」という概念です。「生まれてから(例えば)高校卒業の年齢まで」、人間の感情領域がどの様に成長するか。その成長に関する定義、裏付けがあってこその「知的学び」なのだなと。

このような、「真に自由を選択出来る教育」を受けた子供が高校卒業時にどの様な人に育っているのだろう、との疑問から、、ありがたい事にシュタイナー教育に携わっていらっしゃる方をご紹介頂き、お話を伺う機会に恵まれました。(「北海道シュタイナー学園」の方から、丁寧に色々とお聞き出来ました。大変勉強になりました。感謝。)

「個性がしっかり伸び、自分自身を知り得て、自分の力で道を切り拓くことのできる人間。」18歳までにそう育ったら、学んだ知識も最大限に生かされます。知識と、自分の脳と感情と身体。連動してこその学びかと。音楽、芸術は「感情の成長」に寄り添い、自身を助けることの出来る学びである、とも改めて感じました。

「自己肯定感、思いやり、他者をまるごと認める力、」序文に書かれていた言葉です。その人間性の上に成り立つ人生。素晴らしいです。