年度はじまり

ここ数日、春を感じるようになってきました。3月後半は、疲れでダウン、ようやく少しずつ体力も気力も戻ってきたところです。今日から4月、新しい環境に身を置く方も多いと思います^ ^

ずっと前を見てひたすら走ってきた感があり(笑)、、こちらは長くお休みしていました。どちらかというと、内向きに、学ぶことを(ゆっくりですが)増やしたり、自分を振り返って修正していくことに集中していました。

「もっとピアノを学ぶ人が幸せを実感出来るものを提供出来ないかな」と。このブログを書きはじめてからずっと考えていること、を実現すべく学んでいる現在です。

一番は、やはり「人と比べないこと」「一人一人を伸ばすこと」。この考えを「学習」で具体化していくことが結構難しく、今も勉強中です。 どうしても偏差値という言葉が存在しますし、コンクールという言葉もある中で(コンクールは切磋琢磨する機会ですが。 基本を忘れるとピアノから離れてしまう原因にもなり得ます)。競争原理から離れて、「学校で学ぶ事柄も、ピアノで学ぶ事柄も」、苦行ではなく心から楽しいと思える生徒さんを育てたいなと。

-数年前から始めたアメリカの指導者協会のギルド試験。その実地試験を、本年度は長野で開催予定です(昨年度は東京の実地試験の様子を、拝見させて頂きました。)。  日本支部代表の先生のご尽力で、小規模ながら開かせて頂きます。もうかなり昔に、アメリカに住んでいらしたことのある生徒さんからお聞きした「ギルド試験」。 こんなに素晴らしいピアノの試験が世の中にあるんだ(大袈裟ではなく)と感動して、いつか開けたらいいなあと、思っていたことが、実現しかけています。人との出会いが方向性を創っていること、本当にありがたいです。

ギルド試験も「その一つ」なのですが。私自身が、追いかけて学習し続ける幾つかのことを振り返ると。やはり「学習とは」「学びとは」「よく学べている状態とは?」という問いかけに対する答えを日々探しているのだなあ、と思いました。しかも10年以上もかけて:)

その中間地点で、振り返って感じたことです。