会員ページ/2009-12-12

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  • メトロノーム

今日、メトロノームを使った練習について尋ねてくれた生徒さんがいます。

機械的な練習になってしまうと本末転倒なのですが・・メトロノームも使い方によっては、短時間で効果的に上手になるためのツールです。

バッハも曲の中で息継ぎをする箇所はありますし、モーツァルトやベートーヴェンは部分によって微妙なテンポの取り方(前に進んだり、又は少し遅れ気味に取ったり・・)が違ったりします。


そういったことを前提として頭に入れた上で、全体的なテンポを調整するためにメトロノームで確かめます。

(4拍子でしたら、4つで刻む、
 又は、1小節を2つまたは1つで取るなど、方法を変えると効果が出やすいです。)

音の粒を揃えるために練習する方法としては、一音一音にメトロノームで刻みをあわせ、集中して聞きながら指先の感覚も共に感じながら弾いてみてください。

メトロノーム練習は・・美しく弾くために、均整を取っているという考え方で^^
そのあとは、歌いながら弾いたり、強弱などを大げさにつけたり、機械的な練習とのバランスを取ってみるのもよいかと思います。