学び方 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

複雑なバッハも片手ずつ弾いていれば、そのうち理解して覚えてしまう子、

逆に、バッハが苦手でもコツコツ努力で克服する子。理論まで理解し尽くします。

耳が凄く良く、聴いて把握するのが早い子、

視覚が発達していて、色分けをすれば記憶してしまう子(楽譜にペタペタ付箋で色分け。。)

エチュードを一曲一曲、丁寧に教科書通りに進めることに安定した効果が現れる子、

逆に弾く楽曲の中から練習を考え出す方が向いている子(エチュードは最小限。)

始めた年齢が小学高学年の子は、2年間目安でピアノを?マスター出来るように、地図を見せてメンタルモデルをたった数ヶ月で構築して(笑)最短距離で進めます。
ちょっと一気に覚えることが多くて大変ですが、納得してもらって。

。。。。。

皆さん、100パーセント仕上げさせるものと、70パーセント、時に50パーセントでOKの課題を分けて、サクサク進めていますが、そのカテゴリー分けも違います。
手の大きさや理解の得意な方向もそれぞれです。。

一律に「これが終わったら、この本」と、与えても難しいなと思うのは、子供さんがそれぞれ持つ特徴を見ていて思うことです。

今は、成人までにAIに取って代えられない仕事力、創造力を身につけなければならないので、、学ぶことが多くそして深く、多岐に渡るのかなと感じます。(もちろん専門に分かれますが、、)

ピアノだけを毎日数時間弾くことは難しい中で、どうやったらその子に合った効率的なやり方を提案、提供出来るかが私の仕事で。。

中学、高校、大学の受験期を迎えても、「ピアノはこの方法だったら、一生自分で向上し続けられる」と確信を持てる「学び方」を習得してもらえることが私の目標です。