草津夏期国際音楽祭 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

8月は17日から30日まで、草津夏期国際音楽アカデミー、シピリ先生のクラスで全期間勉強してきました。

ピアノを弾く人間として、ピアノという楽器を専門にするに当たって、ピアノを教えるという立場で。
何を考えなければいけないか、何が大切かの、基本要素を伝えようとして下さっているのが分かりました。

2週間の音楽祭中、
大袈裟ではなく、留学一年分くらいの勉強が出来た気がします。
講師の先生方は、自身も多くのコンサートに出演。
スケジュールが詰まっている中で、一生懸命教えて下さいました。

帰ってきたら、行く前には何だか主旨がよく分からなかった、分厚い、7000円の…古典の本の意味が分かる分かる。(この前ブログで書いた本とは、違う書籍。。。)
驚きました。

視点が高くなるってこういうことだなと。
この視点を忘れず、重要な大切なことを学び続けるモチベーションを維持できるか、が大きな課題です。
多分、1番大切なこと、です。
購入しなければならない本も、訳しながら読むべき本も、たくさんあります。

シピリ先生のクラスは、ミニチュアのドイツの大学のようでした。
もちろん、限られた時間で、全て伝えることは難しかったと仰っていましたが。。

シピリ先生と、アシスタントの先生のお人柄、そして先生のクラスを受け続けている受講の方々のお人柄で、オープンで暖かい雰囲気でした。
音楽を続けていく上で、1番大切なこと、と私が感じていることも、再認識出来ました。

言葉にすると、平たくなってしまうので。
この辺で。

一流の先生方の連日のコンサートから。
机上で分かったつもりだった知識の、本当の意味が分かったことも多く。

夢のような2週間でした。

お天気に恵まれた日の写真です。

コンサート会場
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天狗山の夕日
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