選択して、得たもの – blog – Junko Takei , Klavierstunde

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今日は、3月のこけら落としで演奏させて頂きました飯山なちゅらでの、

公募のピアノマラソン。

コンクール前の生徒さん方等、何人か出演しました。
全員は聞けませんでしたが…

「自分が全部出てしまう」ピアノ。
良いも悪いも。

生徒さんにも弾いてほしいなと思っていたことが、実現出来て、本当に嬉しいです。

皆それぞれ意図をしっかり持った立派な演奏でした。
(舞台でお辞儀して、最後まで一人で弾き切れることだけで凄いことですが。)

レッスンでの良く私の言うことを聞いていてくれているんだ…と。
私の演奏の仕事の都合で今週はお休みを頂いていた生徒さん、
先週レッスンで伝えたことが、舞台上で全て改善され、自分の音楽として発展させていた姿には感動。

「指導」という立場の時には、生徒さん自身が自分で伸びる手助けができる様に。
私も、一生懸命さが空回りして徒労に終わらない様に、、「教える」方向性を変えてきています。

少しは伝わったかなと、思える場面があり嬉しかったです。

………………

私も、私の周りも、常に目まぐるしく動いています。
その動きの中で、進む方向を選択し、何かを得るために何かを手放し、生きています。

手放すもの。最近は、そんなことを良く考えます。

今日は、この様な機会で生徒さんが弾かせて頂けたことに感謝して。

出演した方はこの機会を選択して、自分の意志で演奏したということ。
きっと、何かを(遊ぶ時間とか、ゲームする時間とか(笑)のんびりする時間…)犠牲にして頑張っています。

練習のために多くの時間を使い、努力したのに、今日は上手くいかなかった…という方がいても。
全てが駄目だということはなく、ある側面に直面出来たことは大きな収穫です。

今日から学んで、今後の方向に生かしてほしいと思います。

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会館内の一つ一つのパーツデザインが、木のぬくもりで暖かく、そして斬新。