レッスン – blog – Junko Takei , Klavierstunde

教室でレッスンを始めて、まだ2ヶ月ほどの小学校3年になったばかりの生徒さん。

練習をこちらがびっくりするほどしてきます。

私の仕事の都合でレッスンが空いてしまった際も、とにかく沢山弾いてきてくれて、譜読み状態ではなく、本当にレッスンしやすかった…

「自分にとって少し難しい曲は、どうやって基礎まで落としこんで理解の為に組み込むか」
教えておいた所を、忠実にやりつつ応用して練習してくれていました。

今は、少しだけ頑張れば弾ける、と見越してコンクール曲を計4曲。

加えて、一回のレッスンに基礎練習曲を10曲位。
カデンツや音階も、沢山の調をあっという間に習得していきます。

お母様がお家で良く見て下さっているおかげですが。。

レッスンで私が言ったことを、吟味して一度で直してきてくれます。

小学校3年4年、まだまだ未知数。
頭も柔らかく、複雑なこともどんどん吸収していく時期。

でもあっという間に5・6年になってしまうのが怖いところ。
5・6年、それまでの積み上げがないと、コンクールでは太刀打ち出来ないレベルの課題曲が並びます。
楽譜をパッと見て「あ、分かる」という理解力に達していないと、大変。

コンクールなどの課題は、年齢に応じての到達度を測るものとして考えています。(たとえ受けなくても。)
課題を見ると、その前段階でどの程度の準備が必要か、逆算出来ますが。
考えると、今の忙しい小学生から考えると膨大な量です(>_<)
練習量もかなりの時間が必要に、なるかと思います。

頑張るのは生徒さんなので、無理強いは出来ませんが;^_^

先述の生徒さんも、このまま基礎レベルも上がって、レパートリーも増やして行けると良いなと、思います。