2時間半… – blog – Junko Takei , Klavierstunde

まだ、年長さんの生徒さん。

先日念願だったピアノを購入して頂いたそうです。
それまでも電子ピアノで2時間弾き続ける…ほど、集中していたのですが、

週末は午前午後と2時間半。。コツコツあれこれ考えながら一人で弾いていたらしいのです。
お母様のメールに書かれていて、驚きました。
2時間半って。かなり長いです。

毎回のレッスンで、譜読みしてくる曲の量も半端ではない、生徒さんです。。

流石に電子ピアノとピアノのタッチが違うので、癖を直すのも四苦八苦ではありますが、とても素直な生徒さんで、言われたことをその場で頑張って直そうとします。

この生徒さん、昨年は初めての発表会で落ち着いたお辞儀をして、落ち着いて素敵な演奏をしてくれました。

音の世界を、想像もしながらピアノの前で広げているのかな。
ふんわりとした想像と現実の接点を自分なりに広げていく一番大切な時期に、沢山ピアノの前で時間を使えることは、きっと財産になります^ ^

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他の年長さん。

お母様が少しお外に用事で行かれて、お留守番の僅かな時間に「それは一人じゃ無理かな」と思う様な曲を、「一人で」譜読みしてスラスラ弾いていたそうで。
イ短調の、少し伴奏が凝った曲。初めてのパターンの曲でした。
平行移動etc…概念がないのに、感覚でスラスラ弾けるのは不思議。

お母様がお家に帰っていらした際に、流れるピアノを聞いて、驚いたそうです(^.^)
いや、私もこれには驚きました。

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と、来年小学生になる、年長さんの様子を書かせていただきました(^^)

思うところは、親御さんのお力。
口出ししたいのを時には我慢して見守ったり、大切なところだけは譲らずしっかり身につけさせたり。

その人間性と力が子供さんの成長に表れます。
凄いなあと、指導する立場でありながら、、私も親御さん方から学んでいます。