目指すということ – blog – Junko Takei , Klavierstunde

今日2投目です^ ^

コンクールに関して。

良い演奏。評価されてしまう場では、なにが良くて何が差になるのかということ、本当に難しいと思います。
「良い」ということを考えた時に、楽譜から落とし込んで考えられる最低ラインの基準以上は、個々の先生の考え方の差もかなりあったり…

音楽は、数学のように「一つ数字が違えば間違い」というような明白な客観的な判断も難しい。

例え「勝敗」という結果が出るところに挑む場合でも、、対外的な競争心は無意味なので…
常に楽譜に向き合う度に新たな発見をして、楽譜をよく読み、自分の弱点を克服して、更に自分らしい表現を模索してほしいなと。。思います。

…………
10月にコンクール本選に臨む生徒さんが、今日、他県でのピティナステップでリハーサルとして演奏をして、ご報告して下さいました。

講評や音源も送って頂き、とても良い評価を頂けて。
音源もつい先日のレッスンよりも、数倍良い演奏に聞こえました。。
本人と親御さんの努力です。

課題はまだまだありますが。

今の自分で出来る「120パーセント」の演奏を目指すので、大変です。

出来ないことが出来るようになる、ということは楽ではないし、
「直せない」と通常は目を瞑ることにも向き合わなければならないかもしれない。

これだけ厳しいことを乗り越えられれば、人生においても役に立つはず。
自分を変えていけるという事は、何にも勝る自信です。

あと、練習をいくら積んだとしても、プレッシャーを味方に出来る本番の集中力が大切。
きっと人生の大切なポイントで、力を発揮できるように育っていけるのだろうなと。
見ていて思うことです。