2014-07-13 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

  • ピティナ•長野予選

6月末の諏訪予選に続き、ピティナ長野予選。
残念ながら賞を頂けなかった生徒さんもいらっしゃいましたが、A1、C級の方が検定優秀賞、A1級で長野支部特別賞、優秀賞を頂きました。

コンクールの難しいところ。賞を頂けなかった生徒さんですが、高い理解力も持ち、教本進度も早いです。
5年後10年後に「音楽をどう理解して、どうやってピアノと関われるか」をいつも念頭に教えているので、コンクール結果とは上手に付き合わなければ…と感じます。

一番大切なことは、5人もの審査員の先生方に書いて頂いた講評から何が読み取れるか。
自分の弱い点にも向き合う貴重な機会を、今後に生かしてほしいです。

今回一番心に残ったことが、頑張ってきたC級小学6年生の生徒さんの親御さん。
小学校低学年から複数コンクールに参加されていますが、本当に上手くいって結果が出た時も、沢山の時間を使い練習した後に本番で思わぬ失敗をしてしまった時も。
いつも本人の頑張りを尊重して「他の人との競争」と捉えず、上手に成長させて下さった親御さんのお力。頭が上がりません。

時間が経って大人になった時に。
「あれだけの努力が出来て、プレッシャーを克服した」ことが、音楽に限らず壁を乗り越える力になれば、と思います。