2013-09-01 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

  • 可能性

昨日は、男女共同参画センター主催の親子コンサートで演奏させて頂きました。

今回は「木製」の反響板が入りました!
それだけで存在感のあるオブジェのような、まるで美術館の作品のような不思議さです。

昨年のマリンバコンサートでは、お互いの立ち位置にかなり苦労し、マリンバもピアノも音が通る場所を見つけるのが一苦労でした…
マリンバの高川さんには色々とご協力を頂きました。(場所決めに時間がかかりました。。)

今年はサックス、ステージからの客席への音の返りがないと大変厳しいので。。心配していたのですが。
素晴らしい反響板で、サックスの音の細かなニュアンス、硬い音も柔らかな音も、余すところなく客席に届きました。

こちらの関係でいらしていた調律師さんの腕も見事で。当日の調律後弾いたところ、前日のリハーサルでは聞こえなかった音が、本当に本当に沢山聞こえてきて。。「ソロ曲のペダリングを変えなければ、これは非常にまずいっ」と開演1時間前(笑)
本番では流石に変更が出来ませんでしたが、聞こえてくる音から広がる表現の可能性と空間を楽しませて頂きました。

コンサートは、小布施さんのリードで会場も盛り上がり、楽しい時間となりました。
小布施さんの関係でいらしていただいた、もうお一方のサックスとのアンサンブルも素敵で。
コンサートの様子は後日、また書かせて頂ければと思います。

男女共同参画センターの方々、しなのきホールの方々には、大変お世話になりました。

また、土曜日のお休みのところ、足を運んで頂いた方々には大変感謝しております。ありがとうございました。