2011-04-09 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

  • レッスンから

新年度が始まりました。
幼稚園、小学校に上がられた生徒さん、
学年の節目でクラス替えがあった生徒さんもいらっしゃいます。

新しい環境、お友達のこと。レッスンの中でそんな話を聞けるのもとても嬉しいことです。

子供さんの柔軟性や新しい物事を取り入れる力からも・・私が元気をもらっているなあ、と思うこの頃。

大人の方は震災の余波を受けている方もいらっしゃいます。
音楽を続ける事が少しでも気持ちの拠り所になりますように、とそんな思いでレッスンをしています。

ひとつひとつ着実にステップアップされている方も。
同じ音楽の空間を共有して、曲を仕上げていく、そんな作業が出来ることに幸せを感じます。

また、5月のフェスティバルにも大人の生徒さん数名参加されますが、私も後ろから声を上げて(?)エールを送る気持ちで取り組んでいます。
怖さや緊張を克服して舞台で表現しようとする、その気持ちに敬意を持ちつつ。。

ようやく春の兆しが見えてきたここ数日、思うことは
衣食住、そして安全な空気と水。

その土台がなければピアノにまでは行き着かないということ。

今という現実の、この時間この場所で、私が出来る小さなことを続けながら・・前を向いて歩いていきたい、そんな気持ちでいます。