2011-02-06 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

  • 感性

ドイツの友達から「昨日素晴らしいシューベルトのピアノを聴きました」
とメールが来ました。
András Schiff(アンドラーシュ.シフ)の演奏。

わざわざそれだけでメールを送って来たほどなので、本当に素晴らしかったんだろうなと。

巨匠の域の演奏・・人間のエゴやや野心とは程遠い神聖な音楽を想像します。

音楽空間の共有として、天井から降ってくる音をわかちあうような、そんな時間を思い出しました。
原点をまた思い出せたような。

私も「こんな素敵なことがありました」とメールを送れるように^^なりたいものです。
素敵なことは、読む人も元気付けられるものですよね。

ある本を読んでいて「フィギアスケートを志しても皆がオリンピック選手になれるわけではないし、絵を描いても皆がピカソになれるわけではない。でもピカソの隣人、素晴らしいスケーターの隣人として、同じ創造の道を歩くことができる」と書かれていました^^

音楽も、聴くもの出会う曲をどう感じて自分の人生に取り入れていくかはその人それぞれの感性と創造性。

ドイツからのメールとリンクして、私も精神的な位置を保って勉強を続けていけたら、と改めて感じます。