2011-01-16 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

昨日、今日と雪が降り積もりました。
外は正に一面雪景色ですが・・

窓から入るレッスン中の「日の高さ」から季節を感じます。
昼間の影の長さを見ていると、春も実はもう近いのかもしれませんね。

現象の内に次の芽吹きや兆候が隠れているのは、実はどんなことでも同じような、そんな気がします。


1月末に教室で大人の生徒さんだけで・・小さな演奏会を致します^^
教室は狭いので;;本当に少人数で聴き合うというものですが。

ドイツにいた時に素敵だな、と感じたもののひとつがこういった「演奏を聴きあって高めていく」ということでした。

批評家にはならず、弾くにも聞くにもレベルにはこだわらず、自分を表現する。人の表現や「意志」に耳を澄ます。

「自分というもの」に固執していた時期は見えなかったものが、体験したことのないオープンな空気の中で「こんなに楽しいものなんだ」とある日、気付いた記憶があります。

子供さんは人前でもあまり緊張せずしっかり弾ききってくれるので^^
敢えて大人の方に気軽に参加していただける場、と考えてみました。

いつか生徒さんのご家族の方やお友達も呼んで楽しんでいただけるような時間が作れたら、という夢も持ちつつ。



問題を解決したり思いがけないことも起こったり、そんな毎日ですが、雪の中に垣間見える春を見つけながら過ごしていく日々でありたいと思います。