生徒さんに一番願うことは、自信を持ってほしいということ。
「ピアノを通して自信を持ってもらうために」教えている、と言っても言い過ぎではないかもしれません(^^)
自信さえあれば、出来ることの最大限が成し遂げられます。
他の人からの良い評価を頂くのが自信だとしたら、評価が頂けなくなったら自信がなくなるということ。
そういうものではなく、本当の自己受容と、自信。
あとは、計画力が伴えば、自分の力以上のことが出来るものです。
「よくこんなに早く暗譜して弾けるね。」
「どうして同時にこんなに沢山の曲を仕上げられるんだろう。。」
と、子供さん達を見ていて思います。
大概「いや、これだけじゃん。少ないよ。楽勝楽勝」と答えが返ってきます(笑)
いやいや、甘く見てはいけないよ、ステージは大変だからね。。。と老婆心で。。言っておりますが。
不思議と子供本人が出来上がり時期を予想して、そのペースで練習をし、期日に間に合うように仕上げます。
いいなあ、私もストンと落ちる、揺るがないほんものの自信を持てたら、と思いますが。
ブロックがかかってしまいます。その遮るブロックとも戦いです。
大人になって、後からそれこそ必死で身につけた自信を武器に、戦っています(笑)
でも、自分の経験も、教える時には役に立つものです。
「出来ない」気持ちがよくよく理解できます。
自信を失くす罠も(笑)。。推測は出来ます。
手の大きさなどの身体的な違い、性格や得意な勉強の教科(案外これもピアノに現れるように思います。特に自立し始める頃から顕著に。)、皆違います。
それぞれの「素敵な」ところが違い、優劣というものはありません。
ですので、決して他の人とは比べず(影響受け合うのはよいけど。)
自分の力に自信を持ち、出来るという確信から努力が出来、その結果堂々と人前に立てる人間になってほしいなと願っています。