卒業式 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

生徒さんが、自身の卒業式での卒業生合唱の伴奏を、立派に弾きました。

親御さんが撮ったビデオを、添付で送って下さいました。
嬉しいです。

とても音楽的で、良く弾けたなと。見させて頂いて、感じました。

お引越しされてきて、私がレッスンさせて頂いて2年弱ではありますが、
この生徒さん、小学校時代のほとんどのエネルギーをピアノにつぎ込んでくれたのではと思います。

コンクールにも出場。
加えて発表会にも新たな大曲を仕上げることもありました。
準備や練習、気持ち的にお休みらしいお休みがなかったかもしれません。
夏休みも、ほぼ練習だったかなと。

大変なこと、多かったですよね。
よく自分と真正面から向き合って、頑張ってこれました。

加えて、どのコンクールも年々レベルが上がっています。
弾く本人含め、親御さんにも掛かってくる、他の人には見えない努力の大きさといったら。
やはり、エントリーするには覚悟も必要です。

ピアノを通して、沢山の経験を積めて、さらに小学校の最後をピアノを弾かせて頂くことで締めることが出来たこと。

弾く音に、自立が表れているのは流石だなと、思いました。
私に言われた通りの音楽ではない(笑)
もう、彼自身の音楽です。
これは立派です。

今日弾いた卒業式のピアノを心に残して、忘れずに。
これからも前を向いて頑張ってほしいなと、思います。