2012-04-14 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

  • レッスンから

はじめたばかりのまだ小さな生徒さん。
毎日毎日、練習をお母様としてくれる様子です。

リズム感も良く^^次の新しいページをめくると「こんなの簡単♪」と自分から弾いてくれます。
簡単なんて、、すごい..と私のほうが面食らいながら^^;

鍵盤の黒、白の区別からドレミファソ。
小さな体と小さな手を持つ子供さんから見るピアノの大きさは、大人の目線とはまったく違います。

私の小さいころはピアノが夢の宝箱のように見えました。
レッスンの中で先生が弾いてくれた「エリーゼのために」がとっても綺麗で、いつか弾けたらいいなあ..と思ったことも。

子供さんの心に将来に残せるものがあればよいな、と私自身も毎回のレッスン奮闘して取り組んでいます。


「どうやって」「何を持つか」に集中しがちな世の中ですが..
子供さんを教えていると、「自分がどうあるべきか」の原点にその度戻される様な思いです。

そういえば、イースターの休暇先から届いたドイツの方からのメールも
「私はどうあるべきか」が溢れる内容でした。
(言葉の使い方はとても軽い、ものですが^^)

何を行い、何を得たいのかに集中すると緊張感が伴いますが、
自分の存在自体のあり方に意識が戻ると、厳しいのにも関わらずリラックスできます。
そんな時間も大切ですね。