2011.02.09
2011-02-09
- Linkから
こちらのサイトLink内のシュタンゲ先生と内藤祐紀子さんのページを見ていて、暗譜・・という言葉が心に出てきました・・
暗譜=楽譜を見ずに、覚えた状態で演奏すること・・ですが。
先生方、2台ピアノデュオをすべて暗譜で演奏されていました。
メシアン、ドビュッシー、ブラームスも。
1時間でも2時間でも・・。
オーケストラと共演のプーランク、モーツァルトも。
同じピアノで他の人の音が入ってきて・・舞台上で急にわからなくならないのかなあ・・そうしたらどうするのかなあ・・
と演奏を聴いている時思ったのですが^^;
勿論そういうことはないのですね。
暗譜とは何だろう、何を伝えるためにわざわざ楽譜を覚えるのかな、と彼らの「世界観」や「人生観」の詰まった演奏を思い出して考えました。
花丸をもらう為に覚える、覚えてきなさいと言われたから覚える;;、ではなくて、「譜を覚える」明確な意味が人それぞれ生まれるように、私も動機をきちんと持って取り組みたいものです。
小さな小さな自分に出来ることはなんだろうと、ずっと遠くで歩いている人を考えると、振り返ります。
「私たちは音楽という表現方法を持っている。こんなに幸せなことはない」と、言われた言葉も思い出します。
そこに集約されるのかもしれません。