2009-12-05 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

友人で、書家、書道の先生でいらっしゃる長谷川さん(長谷川 明扇 先生)から、来年のカレンダーが届きました。

2010年が黒澤明監督 生誕100年に当たり、2009~2011年(予定)まで南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア圏諸国で色々なイベントが開催されるそうで、長谷川さんの書がこのワールドツアーと共に各国関係者に広く配布されるカレンダーに起用されたとの事、そのオリジナルカレンダーを送って下さいました。

作品 「白鳥の湖」より「白鳥」 の書です。


長谷川さんのお弟子さん方の作品展に、2度足を運ばせていただいたのですが、皆さん素晴らしく、その中でも長谷川さんの生きる力をもらえるような書には、「できればずっと見ていたい」という思いを持ったことを覚えています。

たくさんの展覧会にも出品されていて、また海外での公演での書制作もされ、ここではその素晴らしいプロフィールを書ききることは出来ないのですが・・


昔(10年ほど前・・)から、努力することや志を持ち続けることが大切、と彼女を見て学んでいました。

節目あるごとに心のこもった書の入ったプレゼントを頂き、とても元気付けられてきたことを思い出します。

彼女の書を見ていると、人間性だなあ・・と感じます。
深い人間性と、広い気持ちを持った・・、芯のある表現、はその人そのものがあらわれるのですね。 


この世界のイベントは、「AKワールドツアー」と称されています。

すでにモナコやロサンゼルスなど数国を巡ったそうで、( フランス、イタリア、ハンガリー など)日本では 2010年の7月からの予定、とのことです。

監督の「生きる」を高校の時 観たのですが、衝撃を受けました。
映像が数日 頭から離れませんでした。

まだ観ていない他作品も、鑑賞してみようかと思います。