長野県ピアノコンクール

長野県ピアノコンクール、8/1長野会場に中学生が2人参加し、

2人共、中学生の部は課題曲も難しく、本選出場自体がとても難しい中、予選を通過させて頂きました。

コロナの関係で入場制限もあり、私自身はホール外で聴いた演奏もありましたが。。

どの方も素晴らしく、正直、中学生の能力は本当にすごいと感じました。課題のベートーヴェンをしっかりと仕上げ、しかも舞台で臆せず、堂々とした演奏ばかりでした。。

とても厳しいコンクールです。まず参加自体も生徒さんとよく話し合います。どんなに努力して完璧と思われる仕上げで臨んでも、予選通過出来ないこともあるということ。出場してくる方々のレベルの高さなどです。それでも出たいという方のみお勧めしています。

真摯に作曲家と楽曲に向かい合うことに意義を見出さない場合、結果にフォーカスしてしまう場合は、出場することが却ってマイナスになってしまうと思うのです。

例え本選に出場できたとしても、角度を変えないと、その心持ちは数年後のピアノ学習に現れます。

審査の先生方の講評は、私自身とても勉強になりました。

本選での演奏という貴重な機会があることに対しての感謝を持ち、そして、自分に足りない部分を逃げずにしっかりと直視し、学んでほしいと思います。