会員ページ/2010-06-08

Top / 会員ページ / 2010-06-08
  • 形式

西洋音楽は、パズルのように「部分」が集まった形で出来ています。

例えば「A B A」

サンドウィッチのような(Aがパンで、Bが野菜やハム・・)かたちの曲はたくさんありますね^^

キラキラ星も(キラキラひかる、お空の星よ~ です^^)この形です。

この形式を三部形式といいます。

形式を意識すると、様々なことが出来るものです。

例えば「Bの部分を盛り上げてみよう!」とか、逆に「Bの部分は内緒話みたいに小さく弾いてみよう」、

「Aが最初と最後で2回出てくるから、2回目は強弱を付けてみよう」、

などです^^

ここに物語性、個人の表現の領域が出てきます。
勿論、作曲家が書いてることは前提ですし、時代のスタイルなどをきちんと考えた上でのことですが・・

譜読みがきちんと出来て、曲に少し慣れてきた段階で、楽譜をよく見ながら形式から表現を考えることも大切な勉強です。

「西洋音楽を学ぶ」ということは、自分の作った色に自信を持つことができる、ということも含まれていると私は感じています。


童謡も、またかなり高度な曲も、三部形式のものはたくさんあります。

ぜひ今まで弾いた曲も含め、見つけてみて下さいね^^♪