会員ページ/2010-01-25

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  • 感情

感情と音楽の「勉強」はかけ離れているように思えますが、人間の感情の動き、または自然界の描写なしに音楽は成り立ちません。

(新しい、工業化の時代からの音楽は、また違った表現があります)


実際には、パッセージの形、和音の種類、などからどんな感情を表しているのか、的確に作曲家の意図を掴むこと、が近道です。

一番はバッハ、ですが、モーツァルトの音型、形式も他の作曲家を学ぶ上での基礎的な感情との結びつきの知識が得られるかと思います。

また、演奏者が「どんな気持ちで弾くのか」ということは基本になります。
大人になるにつれて、喜怒哀楽を直接的に表現することは少なくなりますね^^;
我慢をしたり、奥底で悲しんだり、矛盾に苦しむこともあるかもしれません。嬉しい感情も子供さんとは又違う深みのあるものであったりします。

指が動くか動かないかではなく、何を表現したいか・・から入れる深い感情を持った曲はたくさんあります。

今弾いている曲はどんな性格(キャラクター)を持っているか? 時々問いかけてみるとご自身の中での新しい発見があるかもしれませんね。