会員ページ/2009-12-05

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  • 練習について

子供さんは、「なぜ?どうして?」とよく質問してくれます。

なぜ? と問うことは、結構疲れるので、「脳を使ってるなあ、フル回転だなあ・・」と感じます。

「ピアノ」の勉強でも、目標や行き着く地点を見据えるために、自分自身で「なぜこう弾いているのか」と問い続けることがとても大切なことのひとつかもしれません。


私もひとつひとつの過程に意味があると考え、選択しながらレッスンで取り上げていますが、もし「どうしてこんなことするのかなあ・・」と疑問に思われることがありましたら
遠慮なく言っていただけると有難いです^^


「基礎的な選曲や段階に関して」に限らず、練習方法も「こう弾きたい」という目標があってはじめて練習の方法が編み出されます。 

小さなパッセージひとつとっても、こういう音色で弾きたい、均一に弾きたい、または流れるように波を作りたい、などのイメージはとても大切です。
そこから奏法も考えていくことになります。

ピアノのために練習時間を取るということは、貴重なお時間を使って頂いていると思うので、「漫然と弾いているな・・」と感じたときは是非部分練習、レッスンで取り上げた方法などを試してみて下さい。

練習は、球面体のようなもので、様々な角度から中心に向かってアプローチしていく過程です。 

もし、たくさん練習しても上手くいかない・・自分の音楽が表現できない・・など感じていらっしゃる時は、レッスンでおっしゃって頂けると・・と思います。