先月10月に行われた長野県ピアノコンクールの中学生の部、本選に、教室より2名出場いたしました。
中学1年生の方は入選。中学3年生は入選及び上位5名の中に入ることが出来、奨励賞を頂きました。
8月の予選のベートーヴェンはクリア出来ましたが、本選の課題はロマン派のかなり難しい作品ばかり。。勉強のためにと選んだショパンとシューマン。
その曲は何とか弾けても、それまでの積み上げてきたレパートリーの度合いがはっきり見えてしまうので。。(前段階の小品等を、どれだけ深く勉強してきたか)私にとっても大変なプレッシャーでした。

コンクール終了後直ぐにこちらに書こうかとも思いつつ、私自身消化出来ていない部分があり1ヶ月以上経ってしまいました。
中学生の部全員の収録があるビデオを注文したのですが、昨日届き、全ての方の演奏を聴くことができ、ようやくこちらに書いています。
全員の演奏を拝見して。本当に良い演奏、表現が多く。大人の様な成熟した音の選び方、解釈の方もいらっしゃいました。
「うーん、これは凄い」と言いながら見ていた私です。賞に関わらず、「素晴らしい表現」と感じる方が多かったです。。
本選で弾かせて頂いた二人も、大曲に挑戦出来た経験を大切に出来るとよいですね。
山あり谷あり。楽ではありませんが、一つ一つ乗り越えて続けていく大切さと価値に代えられるものはありません。
一時の華やかさのみに目を向けず、後に。。自分の人生を見つめることの出来るスキルの一つとして「音楽、ピアノ」を続けて欲しいと願っています。
深く、また広く。どの地点から掘っていっても探究心さえあれば宝物が見つかる分野です。
音楽に関する勉強は、一生の友となり得ます^ – ^
