頂いたお手紙

この春から関東圏の高校へ進学された生徒さんの親御さんから、進学される前の三月にお手紙を頂きました。

抜粋で載せさせて頂くことにご了承を頂いています。

とても嬉しい言葉を頂いたので、一部ご紹介出来ればと思います。

……
ピアノを通して、忍耐力、持続力、表現力を培ったことで、自分の力を発揮し、人に認められるようになりました。
間違いなく、今の子どもがあるのはピアノがあったからです。

日々のピアノの練習は、華やかさもなく、楽しさを感じることもあまりなく、地道で根気のいるものだと思います。
練習者は、自分と向き合って続けていきます。楽しさもない、人に褒められることもない、自分で現実を考え、自分で計画して進めていく。こんな積み重ねに大きな力が付けられていくような気がします。勉強も同じように思います。

………(引用は以上)

生活が大きく変わり、精神的に転んだりぶつかったりもしながら大きく成長する中学生という時期。
忙しい中ピアノも弾き続け、向上し続けた生徒さんを間近で見ていた親御さんだからこそ、の言葉です。

この親御さんからは、私自身が大きく学びました。

導くところをしっかり導き、成長段階の自立をしていく時期には上手に手を離していくこと。

親の手を離れる頃には「自分の選択や行動に責任を持ち、自分の力で次の段階を決めて歩いていける子ども」を育てること。

言うことは簡単ですが、中々実行することは難しいものです。

………

そう、ピアノを長く続けることは、華やかではありません。
一人で行う毎日の練習がメインだからです。
考え探求するという楽しさも沢山ありますが。
時間をかけずに直ぐに手に入る楽しさ、ではありません。

時間は掛かりますが、自分の力で切り拓いた場所は、その人独自のものになり得ます。

誰の真似でもないその人独自のものを作り上げるお手伝いをして、自信を引き出すことが、私の仕事だと思っています。