2010-02-04 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

  • 楽譜

季節の変わり目(節分)も過ぎて、これから暖かな日差しが徐々に感じられるようになってくるかと思います。

冬の間に準備していた草の芽も、出てくる時期ですね。

体も心も寒さに対応して防御していたものが、段々とリラックスして動きが出てくる季節です。

先日生徒さん方の教材を選んでいて、楽器店で数時間経ってしまいました。

昔と比べて様々な角度から多様な教材が出ていて、見ているだけでも勉強になります。

また、選ぶのにも生徒さんのニーズや目指すものによって様々なので・・数種の楽譜を目の前に並べて、長い時間迷ってしまうものですね。

生徒さんがステップをきちんと踏んでいけるか、興味を持ってもらえるか・・と、大切にしてもらえる教材を選びたいな、と思いつつ。

私も小さな頃からピアノを習ってきた中で、楽譜は大切なもので、その中に自分の生い立ちや感情や大切な宝物がたくさん詰まっているような気がします。

夢をみれるのも、楽譜の中の作曲家との対話やそこから膨らむ想像が多かったなあと思うのです。

ピアノを弾いていて思い通りに弾けるまで時間のかかることですが・・楽譜の中の音から自分の世界を想像する、その過程を大切にすることもレッスンの時に伝えていきたいな・・と、新しい教材を選ぶ機会に感じました。